介護現場の人材不足の現状(2026年)
高齢化の進展とともに、介護需要は年々拡大しています。 一方で介護職員の不足は深刻で、採用難・離職率の高さ・夜勤体制の維持困難など、施設運営の根幹を揺るがす課題が顕在化しています。
国内人材だけでは需要を満たせない状況のなか、特定技能介護・技能実習介護による外国人材の受入が、介護事業者にとって現実的な選択肢になっています。 東海エリアでも介護分野の特定技能受入は年々増加傾向にあります。
特定技能介護と技能実習介護の違い
介護分野で外国人材を受け入れる代表的な制度は 特定技能介護と技能実習介護の2つです。 以下に主な違いをまとめます。
| 項目 | 特定技能介護 | 技能実習介護 |
|---|---|---|
| 制度の目的 | 即戦力人材の受入 | 技能移転(国際貢献) |
| 雇用形態 | 直接雇用 | 監理団体経由(実習) |
| 在留期間 | 最大5年(特定技能2号で延長可) | 最大5年(技能実習1号〜3号) |
| 日本語要件 | N4以上+介護日本語評価試験 | N4以上(入国時) |
| 業務範囲 | 身体介護を含む全業務 | 1年目は身体介護に制限あり |
| 受入人数枠 | 事業者ごとに上限あり | 常勤介護職員数に応じた枠 |
選び方の目安
即戦力として長期確保したい → 特定技能介護
現地教育から受入れて自社流に育てたい → 技能実習介護
実務上は 両制度を組み合わせて運用する施設も増えています。
にしむらグループ介護施設での実例
CSTMキャリアサポートはにしむらグループの一員として、グループ内の介護施設・関連医療法人で大規模な外国人材受入を行ってきました。合計50名超のミャンマー人材を中心に、自社グループ内で実雇用してきたノウハウが、CSTM最大の強みです。
事例①|介護老人保健施設 福里・花の里(グループ会社)
既存12名 + 追加7名 = 計19名の外国人材が稼働中。 4言語対応スタッフが現場通訳・生活サポートを担当し、定着率の高さが評価されています。 グループ内施設での 標準運用ノウハウの蓄積場 として、後発施設への横展開の起点になっています。
事例②|介護施設 服里(グループ会社)
福里・花の里で確立した運用スキームを横展開した施設。 既存施設のノウハウがあるため、立ち上がりがスムーズで、最初から安定運用に入れたケースです。
事例③|関連医療法人
関連医療法人での約30名のミャンマー人特定技能採用は、グループ内最大規模。 退職時の欠員補充スキームを構築中で、事業継続性に直結する仕組みづくりに発展しています。
POINT|「紹介する側」が「雇う側」でもある希少性
一般的な人材紹介会社は「紹介して終わり」ですが、CSTMはにしむらグループとして 合計50名超を自社で雇用してきました。 現場で起きる課題・トラブル・定着の工夫を 受入企業側の目線で蓄積しているため、 「採用後に何が起きるか」「何が定着の鍵か」を実務に基づいて提案できます。
受入時の課題と解決策
外国人介護職員の受入時に多い課題と、にしむらグループでの解決策をご紹介します。
課題①|言語の壁
現場での口頭指示・利用者とのコミュニケーション・申し送りなど、介護現場は言語負荷が高い職場です。
解決策:4言語対応スタッフ(ミャンマー・ネパール・中国・ベトナム)の配置による現場通訳。 重要な指示は文字に起こす運用、ひらがな表記の活用、日本語学習の社内サポート体制で対応します。
課題②|文化・宗教の違い
食事制限・礼拝時間・風習など、文化的配慮が必要な場面があります。
解決策:採用前に文化・宗教の特性を共有し、受入準備の段階で食事提供・休憩運用・行事配慮などを設計。 グループ施設での実例をテンプレート化して共有できます。
課題③|生活立ち上げ
来日直後の住居・銀行口座・行政手続き・買い物・通院など、生活全般の立ち上げサポートが必要です。
解決策:住居手配・初期生活支援を CSTM 側で巻き取り、受入施設は業務に集中できる体制をご提案します。
課題④|定着率の維持
最初の半年〜1年で離職するケースが、外国人材で特に多いタイミングです。
解決策:母国語スタッフによる定期面談、同郷の先輩がいる安心感(グループ施設での実例として実装済)、 キャリアパスの提示(特定技能2号や日本での長期就労ビジョン)を組み合わせて運用します。
CSTM が提供する介護向け支援パッケージ
介護事業者様向けに、にしむらグループの実雇用ノウハウを活かした支援を提供しています。
採用支援
- 大名古屋ミャンマー名誉領事館パイプを活用したミャンマー人材選定
- 送出機関・養成校との直接連携で介護日本語の素地ある候補者を確保
- 面接通訳・選考プロセスの母国語サポート
受入準備支援
- 住居手配・備品・生活オリエンテーション
- 受入研修プログラムの設計支援
- 食事・宗教配慮の運用テンプレ提供
就業中の定着支援
- 母国語スタッフによる定期面談(毎月/3ヶ月/半期)
- 現場での通訳・トラブル仲介
- キャリアパス相談(特定技能2号・介護福祉士国家試験等)
事業継続のための欠員補充スキーム
- 退職予兆の早期検知(母国語面談で)
- 後任候補の事前確保フロー
- グループ施設間のリソース調整経験を活用
採用までの流れ(介護業種特化)
| STEP | 内容 | 期間目安 |
|---|---|---|
| 1. ヒアリング | 受入人数・制度希望・国籍希望・受入時期の整理 | 約1〜2週間 |
| 2. 候補者選定 | 送出機関・養成校との連携で候補リスト作成 | 約1〜2ヶ月 |
| 3. 面接・選考 | オンライン面接(母国語通訳付き)/日本語確認 | 約2〜4週間 |
| 4. ビザ・在留資格申請 | 必要書類の準備・申請代行 | 約1〜3ヶ月 |
| 5. 入国・受入 | 来日後の生活立ち上げサポート・受入研修 | 約1ヶ月 |
| 6. 就業開始・定着フォロー | 母国語スタッフが継続フォロー | 就業中ずっと |
※ 全工程の所要期間は、特定技能で 3〜6ヶ月、技能実習で 6〜12ヶ月 が目安です。
よくあるご質問
Q. 特定技能介護と技能実習介護の違いは何ですか?
特定技能介護は即戦力として直接雇用で受け入れる制度で、最大5年(特定技能2号で延長可)の在留が可能です。 技能実習介護は実習を通じた技能移転が目的で、監理団体経由で受け入れます。 即戦力で長期確保したい場合は特定技能、現地での教育を含めて受け入れたい場合は技能実習が向いています。
Q. 外国人介護職員の定着率を上げるには何が重要ですか?
言語サポート(母国語スタッフの配置)・同郷の先輩がいる安心感・宗教や食習慣への配慮・キャリアパスの提示の4つが特に重要です。 にしむらグループ介護施設では4言語対応スタッフを配置し、定着率を高めています。
Q. にしむらグループ介護施設では外国人材何名が稼働していますか?
介護老人保健施設 福里・花の里に19名、介護施設 服里に7名、関連医療法人に約30名で、グループ合計で50名超のミャンマー人材を中心とした外国人材が活躍しています。 これらの実雇用ノウハウは、外部の介護事業者様にもパッケージとしてご提供できます。
Q. ミャンマー人介護人材は他国比較で何が違いますか?
仏教文化圏特有の礼節・思いやりの感性が、介護業務との親和性が高いと評価されています。 日本語学習意欲が高く、N4取得者の確保も比較的安定しており、長期就労を志向する人材が多いことも特徴です。
Q. 受入準備の段階から相談できますか?
はい。受入前のヒアリングから受入準備・住居手配・受入研修設計までトータルでサポートします。 「初めての外国人材受入で何から始めればよいかわからない」という段階のご相談も歓迎です。こちらから無料でご相談いただけます。
介護現場の外国人材採用は、自社で50名超を雇用してきたCSTMへ
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